AEDの優良機種を、価格や機能などのポイントや、耐用年数や小児用対応などの条件について比較しています。気になるAEDがあれば、それぞれの個別ページで詳細をご確認頂けます。
引用元:日本光電公式HP |
日本光電 AED-3100 | |||
販売店 | AEDコム 日本光電 | |||
総合 | ★★★★☆ 4.0 | |||
価格 | ★★★☆☆ 3.0 | |||
機能 | ★★★★★ 5.0 | |||
本体定価 | 398,000円 | 耐用年数 | 8年 | |
小児対応 | 切り替えスイッチ | 遠隔監視 | 対応(無料) | |
本体は398,000円と競合他社と比較すると高めの設定です。 AED-3100は非常に普及した機種、AED-2100の位置を受け継ぐAEDです。AED-2100では耐用年数が6年だったところが8年までに延長され、コンパクトになっています(本体の体積を40%、重量を15%減)。 日本光電は日本唯一のAEDメーカーですが、数年毎に新機種を出し続けるなど製品開発にも積極的です。東証一部上場企業で拠点も多いなど、サポート面の安心感も大きい魅力もあります。 |
引用元:フィリップス公式HP |
フィリップス ハートスタートHS1+ | |||
販売店 | フクダ電子 | |||
総合 | ★★★☆☆ 3.0 | |||
価格 | ★★★☆☆ 3.0 | |||
機能 | ★★★☆☆ 3.0 | |||
本体定価 | 340,000円 | 耐用年数 | 7年 | |
小児対応 | 別売りの小児用パッドで対応 | 遠隔監視 | 対応(有料) | |
HS1+は、日本で大変普及した機種HS1のモデルチェンジ版のような機種で、色等が変更されています。日本限定モデルだそうです。AED普及時期にフィリップスの主力だった製品で、AEDといえばこの機種を思い浮かべる人も多いのではないかと思います。消防署などの講習でもこの機種を良く見るので、多くの人が使い慣れているという点が一つのおおきなメリットかと思います。小児に使用する場合はパッドを付け替える必要があったり、防水防塵性能がIP21と他とくらべ非常に低いという弱点があり、屋外での使用に向かないなどのデメリットがあります。 |
引用元:CUメディカル公式HP |
CUメディカル CU-SP1 | |||
販売店 | AEDコム | |||
総合 | ★★★★☆ 4.0 | |||
価格 | ★★★★☆ 4.0 | |||
機能 | ★★★★★ 4.0 | |||
本体定価 | 340,000円 | 耐用年数 | 7年 | |
小児対応 | 切り替えスイッチ | 遠隔監視 | 非対応 | |
比較的新しい部類のAEDです。電極パッドはそのままで、切り替えスイッチで小児にも成人にも使えるという新しい標準とも言える仕様に準拠しており、性能とコストのバランスがとても良い機種だと思います。
電極パッドやバッテリー等の消耗品には使用期限があり、期限を過ぎると正しくAEDが使用できない可能性があるので消耗品の期限管理は重要ですが、それらの期限がどのくらい残っているかを液晶画面で教えてくれるなど、期限管理をサーポートする機能が備わっているのが特徴です。またバッテリーは3年ないし4年で交換の機種が多いですが、CU-SP1は5年間もつので費用対効果がいいのと、交換の手間を省けます。 |
引用元:オムロン公式HP |
オムロン レスキューハート HDF-3500 | |||
販売店 | AEDコム オムロンヘルスケア | |||
総合 | ★★★★☆ 4.0 | |||
価格 | ★★★★★ 5.0 | |||
機能 | ★★★☆☆ 3.0 | |||
本体定価 | 243,000円 | 耐用年数 | 7年 | |
小児対応 | 別売りの小児用パッドで対応 | 遠隔監視 | 非対応 | |
現状、日本での販売が最も新しいAEDです。コンパクトで、価格が非常に安いのが特徴です。小児に対応するためには別売りの小児用パッドが必要など機能面では他社に劣るところがありますが、その分軽量化に成功し、価格を安く抑えています。結果としてシンプルで分かりやすいというメリットも発揮されていると思います。
軽量化でいえば、これまで上記のHS1が1.5kgで最軽量でしたが、レスキューハートHDF-3500は1.1kgとかなり軽量です。AEDは2kg程が平均的な重さなので、半分程度に軽量化されています。防水防塵性能もIP56と非常に高いところにも安心感があります。 |
引用元:フィジオコントロール公式HP |
フィジオコントロール ライフパックCR Plus | |||
販売店 | フィジオコントロール | |||
総合 | ★★★☆☆ 3.0 | |||
価格 | ★★★★☆ 4.0 | |||
機能 | ★★★☆☆ 3.0 | |||
本体定価 | 285,000円 | 耐用年数 | 8年 | |
小児対応 | 別売りの小児用パッドで対応 | 遠隔監視 | 非対応 | |
この機種も、フィリップスのHS1同様比較的早くに日本に入ってきたAEDです。セコムのレンタルAEDとして最も安くレンタルされているAEDなので、セコムのHPや実際に設置されている様子を目にする事もあるかと思います。
バッテリーがチャージ可能な仕様であったり、電気ショックが他と比べて強めで、1回目200J、2回目300J、3回目360Jと大きく増加するのが特徴です。 |
引用元:旭化成公式HP |
旭化成ゾールメディカル AED Plus | |||
販売店 | 旭化成ゾールメディカル | |||
総合 | ★★★★☆ 4.0 | |||
価格 | ★★★☆☆ 3.0 | |||
機能 | ★★★★★ 5.0 | |||
本体定価 | 300,000円 | 耐用年数 | 7年 | |
小児対応 | 別売りの小児用パッドで対応 | 遠隔監視 | 非対応 | |
電極パッドに大きな特徴のあるAEDです。AEDを使用した際、傷病者に息が無い場合は胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行いますが、その際の胸骨圧迫の深さやスピードを感知し、胸骨圧迫を適切に行うサポートをしてくれます。
他のAEDでは電極パッドがそれぞれ別々に分かれていますが、AED Plusの電極パッドは真ん中でつながっており、間に加速度センサーが入っているため、胸骨圧迫の深さの感知が可能となっています。 救命のためにはAEDの使用とともに、正しく胸骨圧迫が行われる事が重要ですが、その点までサポートしたAEDです。 |
引用元:日本ライフライン |
日本ライフライン カーディアックレスキュー RQ-5000 | |||
販売店 | 日本ライフライン | |||
総合 | ★★★☆☆ 3.0 | |||
価格 | ★★★☆☆ 3.0 | |||
機能 | ★★★☆☆ 3.0 | |||
本体定価 | 300,000円 | 耐用年数 | 6年6ヶ月 | |
小児対応 | モード切り替え | 遠隔監視 | 非対応 | |
こちらも、オムロンからレスキューハート HDF-3500が出るまでは日本で最新だったAEDです。電極パッドとバッテリーが一体型になっているという特徴があるAEDで、2年毎に交換をします。
AEDの消耗品は電極パッドとバッテリーで、定期的にその交換が必要です。RQ-5000はその両方を1つにすることで交換を簡単にしたAEDといえます。防塵防水性能も高く、耐用年数も少々短いものの一般的で、モードを切り替えて小児にも使用できるなど、AEDに求められる基本的な性能を満たしたAEDだといえます。 |