日本で唯一AEDを製造している日本光電工業株式会社

日本光電は日本唯一のAEDメーカーです。群馬県の富岡工場でAEDの生産をしています。 数年前までは日本光電とフィリップスで、日本のAEDのシェアの40数%づつを取り合うAEDの2強のイメージでしたが、最近はフィリップスを引き離し、日本のAEDシェアのNO1となっている会社だと認識しています。 もともとは脳波計の開発・販売からスタートした会社で、AEDだけでなく、その他様々な高度な医療機器も生産している、医療機器の技術力の高い会社です。 除細動器も作っており、そのシェアも非常に大きく沢山の救急車に日本光電の除細動器が搭載されています。そのため、日本光電のAEDで除細動を行うと、救急車に入った後そのままの電極パッドで救急車の除細動器を使って細動ができるというメリットが出る場合もあります。

 

AED-3100の製品情報

aed-3100 

 引用元:日本光電公式HP
(http://www.nihonkohden.co.jp/iryo/products/
resp_resus/def/aed3100.html)

重さ 2.3kg サイズ(mm) 幅206×高さ97×奥行252
保証/耐用年数 5年/8年 防塵・耐水性能 IP55
使用環境条件 -5℃~50℃ 液晶モニタ なし
小児対応 成人・小児共通パッド(両用電極パッド)を採用。成人・小児のモード切り替えスイッチを切り替えて使用
消耗品の期限の監視 電極パッド、バッテリーともに残量をAEDが監視。下記の遠隔監視で詳細な状況を確認可能。
遠隔監視 無償で対応。AEDの状態やセルフチェック結果をとばすための通信機器が付属。複数台の結果をパソコンでまとめて閲覧可能。異常に対するアラートメールを飛ばす設定も可能。
操作方法(電源の入れ方) フタを開けると自動で電源が入り、音声ガイダンスが流れる。ガイダンスに従って使用。
セルフテスト 1日1回、本体・バッテリ・電極パッドをチェック
総評 AED-3100 は日本光電の普及型AEDの最新型です。日本製という安心感と、電極パッドは両用電極パッド採用で、バッテリー、電極パッド双方の期限管理をして、遠隔監視も可能という、AEDに求められる機能はほとんど実装しているAEDです。総合的な性能の高さで選ぶなら、まず候補にあがるAEDだと思います。

AED-3100の価格について

本体価格 398,000円(キャリングバッグ含む)
消耗品価格 バッテリパック : 36,000円(待機寿命:4年) 電極パッド : 9,800円(使用期限:製造から32ヶ月) 小児用パッド : 不要 ※電極パッドは製造されてから出荷され、手元に届くまでに数ヶ月かかる事が通常です。使用可能期間は、手元に届いてから約2年間が一般的です。
保証期間使用時の消耗品合計金額 5年間(保証期間)で計算 ・バッテリーパック : 36,000円 × 1回 = 36,000円 ・使い捨てパッド : 9,800円 × 2回 = 19,600円 消耗品費用合計 : 55,600円(バッテリ1回の交換とパッド2回の交換)
耐用年数使用時の消耗品合計金額 8年間(耐用年数)で計算 ・バッテリーパック : 36,000円 × 1回 = 36,000円 ・使い捨てパッド : 9,800円 × 3回 = 29,400円 消耗品費用合計 : 65,400円(バッテリ1回の交換とパッド3回の交換)
総評 他社AEDと比較して高めの価格設定ですが、その分機能も充実しています。