AEDを世界で初めて開発したフィジオコントロール

フィジオコントロールは日本ではあまり知名度が無いですが、AEDを世界で初めて開発した歴史のあるAEDメーカーです。世界ではフィリップスと並ぶ世界二大メーカーでもあります。日本でも早い段階でAEDの販売を初めており、日本光電と並んでセコムのレンタルAEDにも採用されています。日本でのシェアでいえば、日本光電やフィリップスと比べるとかなり小さい現状で、昨今も日本でのAED普及に力を入れている感じはあまりしないのが現状です。

 

CR plusの製品情報

hs1+(AED) 

 引用元:フィジオコントロール公式HP
(http://www.physio-control.jp/product/crplus/)

重さ 1.9kg サイズ(mm) 幅203×高さ107×奥行241
保証/耐用年数 8年/8年 防塵・耐水性能 IP44
使用環境条件 0℃~50℃ 液晶モニタ なし
小児対応 別売の小児用電極パッドが必要。使用時にはデフォルトで接続してある成人用パッドと小児用パッドを付け替えて使用。
消耗品の期限の監視 バッテリーの期限は専用液晶ディスプレーで確認可能
遠隔監視 遠隔監視ではないが、消耗品の期限切れ通知サービスのライフリンクセントラルを利用可能
操作方法(電源の入れ方) フタを開けると自動で電源が入り、音声ガイダンスが流れる。ガイダンスに従って使用。
セルフテスト まいしゅ、本体・バッテリをチェック
総評 日本に早い段階で入ってきたAEDの1つで、新しいモデルが出ていないため、機能面では新しいAEDに劣る印象があります。特にセルフテストが1日1回ではなく週に1回なのは特徴的です。電気ショックのJ数も150J-200Jが一般的なところ、1 回目:200J,2 回目:300J,3 回目:360Jと360Jまであがるところも特徴的です。

CR plusの価格について

本体価格 285,000円(キャリングバッグ含む)
消耗品価格 ・交換キット(バッテリー・パッド一体型) : 18,000円(待機寿命:2年)
※電極パッドは製造されてから出荷され、手元に届くまでに数ヶ月かかる事が通常です。使用可能期間は、約1.5年間です。
保証期間使用時の消耗品合計金額 他社比較のため5年間で計算
・交換キット(バッテリー・パッド一体型) : 18,000円 × 3回 = 54,000円
消耗品費用合計 : 54,000円(バッテリー・パッドセット3回交換)
耐用年数使用時の消耗品合計金額 8年間(耐用年数)で計算
・交換キット(バッテリー・パッド一体型) : 18,000円 × 5回 = 90,000円
消耗品費用合計 : 90,000円(バッテリー・パッドセット5回交換)
総評 バッテリーとパッドのセットで18,000円と消耗品の価格が低めに抑えられています。本体の価格も他社と比較して安めに設定されています。